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mizutama日記(vol.8)

「安産って?」 産院でいただいた情報誌の内容がとても良かったので、ご紹介させてください。 「お産はゴールではありません。安産を望む気持ちは皆さん同じですが、安産の定義というといろいろですね。あえて「究極の安産は何か」をいうとしたら、例えば、陣痛が始まって子宮の入り口が全開大の半分ぐらい開いているのに、途中で陣痛が消えてしまったり、長い時間陣痛があるのに赤ちゃんがなかなか下りてこなかったりといったトラブルがなく、医学的な処置を必要とせず、入院から数時間以内でスムーズにお産が進んだ場合でしょうか。 ただ、安産といっても陣痛はとても痛いことには変わりはありません。また、せっかくお産はスムーズに済んだのに、おしもが裂けて縫った箇所がお産の後長く痛むということもあります。結局、安産というのはお産の後、お母さんが心身ともに元気で、「自分が赤ちゃんを産んだという達成感」があり、さらに当然のことながら「赤ちゃんが元気」であること、もう一つは赤ちゃんが生まれて一週間ぐらいまでの不安定な時期に、「子育てがうまくいきそう」と感じられることを意味するのだと思います。お産はゴールではなく子育てのスタートです。お産だけを目標にすると次のステップがしんどくなるので、赤ちゃんを囲んだ楽しく幸せな家庭をイメージしながらお産を乗り切っていただき、子育てのための余力を残せたお産となればいいですね。 (中略) いずれにしても、ご自身が満足し、自分で産んだのだという達成感があれば、それが安産です。経膣分娩でも帝王切開でも、そのときに「自分は頑張った」という実感を持っていただき、よい子育てにつながるよう、私たち医療者はお手伝いします。安産という言葉には、そんな深い意味があるのだということを、皆さんにご理解いただくことが、私たちのつとめだと思っています。 医療法人社団純心会 パルモア病院院長 山崎峰夫先生



経腟分娩でも無痛分娩でも帝王切開でも、

母乳でもミルクでも、

紙おむつでも布おむつでも、

母と子が健康で楽しくHappyに過ごせることが大事っ!






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