mizutama日記(vol.17)
「コロナで得たもの」
水玉です。
コロナの話題ばっかりですが…。
悪い面ばかり取沙汰されている気がしますが、皆さんはどうでしょうか。
私は(コロナがあってよかったと言っているのではなく)自粛期間に色々「いいこと」もありました。
うちは~5/31までが保育所の自粛期間で、保育園は開所しているものの、本来であれば毎日通所するはずの保育所を自粛していました。
4/8からお休みしているので、1ヶ月半ほどです。
いいこと。
「4歳児」という月齢でこどもと密に関われたこと。
そして、「保育所まかせ」になっていた色んなことに気付けたこと。
主人と色んな話をしたこと。
買い食いや衝動買いが減り、お金が貯まったこと。
そして、ご近所付き合いがはじまったことです。
長男は、コロナに入る直前は、9時~16時くらいまで保育所に行っていました。
が、一日中家で一緒にいるようになり、
0歳児に嫉妬したり、
赤ちゃん返りしたり、
見たことないような癇癪を起こしたり、
かと思えばぐっと成長した一面を見せてくれたりしました。
16時まで保育所に預けていると、帰ってきてから先はほとんど夜ごはん・お風呂・寝る、だけ。
長男は割と聞き分けがよかったので、私は流れ作業でそれらをこなして、寝て、次の日を迎えるだけ。
長男のことを見ているようで全然見ていない日々。
そんな生活を「うまくまとまっている。割とよくこなしている」なんて思っていましたが、
一番大事な部分を「保育所まかせ」にしていただけなんだなと気付きました。
大事な部分っていうのがうまく言語化できないのですが…。
長男の、成長してる!こんなことができるようになってる!ということを、実感できる期間でした。
ただただ可愛いだけだった私の可愛い可愛いあの子は、いつの間にか人間として自立し始めているんだ、と気付きました。
また、コロナを乗り越えるにあたり、主人と色々な話をしたこと。
「生き延びる」という一番ハードルの低い目標に向かって家族で頑張ったこと。
「いつかやろう」「いつか行けたら」と思っていたことは、今すぐやらないと一生できないかもしれないということに気付いたこと。
無駄遣いをやめ、惰性で行く外食をやめ、本当にやりたいこと・行きたい場所のためにお金を使う覚悟ができたこと。
1週間にたった一度の買い出し内容で、1週間の食事をやりくりすること、週末にスカスカの冷蔵庫を見てにんまりすること。
「足るを知る」ということの大切さ。
そして私の中でとても大きかったのが、ご近所付き合いがはじまったこと。
私は今の家に住み始めて2年も経っていたのに今までお隣さんとほとんど話したこともなく、
名前すら知らない方も多かったです(最近は防犯上、表札を付けないお宅も多いです)。
が、みんな自粛で家にいるようになり、家の前でこどもを遊ばせるようになり、
自然とこどもは一緒に遊ぶようになり、こども達の名前がわかるようになり、
親同士も話すように。
外で上の子を遊ばせていたら下の子が家の中で泣いてどうしよう!な時も、隣の家のパパさんが「見ときますよ~」なんて声をかけてくれたり。
本当にうれしかったです。
働き方だけでなく、世界中でみんな色々気付いたんじゃないかな。
本当にこのままでいいの?って、なにか大きな力に問われてるんじゃないかな。
そんなことを思う、自粛明け直前の夜でした。
