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話せなくてもわかる

私が布おむつをすすめる理由パート2


育児に悩まれている方のなかには「赤ちゃんがなんで泣いているかわからない」と相談される方がいらっしゃいます。


理由がない泣きはありません。


なぜわからないのかというと、赤ちゃんの取扱説明書がないからです。


育児本は世の中にたくさんあります。


しかし、人には個性や性格があります。赤ちゃんによって取扱説明書はちがうはずなのです。


現代のように育児本やウェブ、SNSが普及している環境だと、困ったときの答えをその溢れた情報の中から探してしまいがちですが、人間ですから取扱説明書は親自身で作り上げていかなくてはならないものだと思います。


それを育児本に従って「紙おむつは3時間に1回交換する」「ミルクの量は100cc」「ご飯の量は80g」などセオリーのみに従っていると、子供本来の状況がわからないまま時間が過ぎていくのです。(※もちろん基準となりますので、参考にすることは大切です)



布おむつはおしっこがでたら、すぐに交換するのが基本です。ですので、つねにおしっこがでていないかチェックする必要があります。 そこで親はこんなことをきづくことができます。


・今日はミルクをたくさんのんだからおしっこの回数が多いな

・おしっこが長時間でていない。水分補給が必要かもしれない

・いつもおっぱいを飲んで30分くらいするとうんこがでるなあ

・じっとしていると思ってたら、おしっこをしてた

・あわあわ言ってると思ったらおしっこをしてた

・夜泣きをしたと思ったらいつもおしっこが出てるな


こんな気づきは、個性によるので育児本には書いていません。基準はかいていますが、本当に一人ひとり違います。


私も3人育てましたが3人とも全く違いました。



長女は、うんこをするとき止まるのでわかりやすく、うんこのおむつはずれが0歳でした。

次女は、ご飯を食べて15分後くらいにおしっこをすることが多かったです。

長男は、あまり泣かない子でしたが急に泣き出す理由がほとんどおしっこでした。(おしっこをする前になきだし、おしっこがでるとにこにこになっていました。)


布おむつは、子どもの様子を観察するため、子供のようすがよくわかり自然に親力(おやりょく)がアップしていくのです。


さらに、子どもにアンテナを向けておくのが自然になり、観察していなくても「そろそろ出そうだな」と感じておまるにすわらせるとおしっこが出た!ということもよくあります。


テレパシーとまでは言わないのですが、家族や親友との間で、食べたいものを買っていったら相手も同じものを買ってきてたことや、電話しようと思ってたら電話がかかってきたなんていう経験あると思いますが、それに近いものを子供との関係性できづくことができます。


あうんの呼吸というものですかね。


そこまでいくと、本当に布おむつ育児が楽で楽しいものになります。

おまるでおしっこやうんちが成功すれば、洗濯の枚数が少なく楽になりますし、おむつはずれが早ければ、親の負担は非常に軽いです。赤ちゃん自身も不快なことをすぐに取り去ってくれるので泣く時間も減ります。



なによりも、赤ちゃんのことを理解しているということが、育児のストレスを減らし自身につながるのです。



私が布おむつをすすめる理由パート2です。

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